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ヘルメットの使用上やってはいけない事を あえてのチャレンジし検証します。え゛! まず、“転倒、事故をしたヘルメットの 使用はしない!!”に関して
今回はお客様より頂いたSHOEI J-CRUISE 購入2年
交差点にて相手の信号無視によって接触事故した事故
ヘルメットにて検証します。
ヘルメットの外傷は全面シールドから本体
ヘッドマークまでのキズ 大きな擦り傷キズ 、
左側面のバツ 打痕バツ 、背面には傷がない状況です。
ヘルメットの受けたダメージを見る上で大きく参考になるのが
衝撃吸収ライナー(発泡スチロール)です。
各メーカーともライナーに黒色の塗装を
行っており検証しやすくなっています。なっ・・・なんと!
この様に白く筋が出て縮んでいるときは、
大きなダメージを受けている証拠!!
衝撃を受けてない側の隙間が1cmぐらいなのに・・・・
衝撃のあった側の隙間は、1.5cmほどに拡張しています。
表面上の傷は少なくても発泡ライナーには
大きな損傷を発生しているため、
次回に衝撃の吸収を行えなくなっていますよ。
続いては、
“ヘルメットの中(内装)をドライヤーで
乾かしちゃダメ!!”を検証
雨での使用時や汚れた際に掃除をした後など、
ヘルメットの内部が濡れてしまった時にやりたくなっちゃう(´-┃
ドライヤーやストーブによる加熱乾燥。
実はヘルメットのライナーに甚大なダメージを与えちゃいます。
上の写真のように家庭用のドライヤーでも2.3分ほど加熱すると
この様にスベスベだった表面が・・・・
デコボコの表面になっちゃいます。
この現象は、加熱し温度が50度と超えると発生する暑い
二次発泡と言われる特性により出てきています。
しかも・・・・
このデコボコを・・・・
指でスリスリと少し加重を加えると
あっという間に凹んじゃいます。
これでは、衝撃吸収ライナーとしての仕事を十分には
出来なくなっちゃいます。
ですので、オススメ乾燥方法は、
扇風機 サーキュレーター!! 扇風機
そしてこのサーキュレーターは・・・・
真上を向くことが出来るので
そのまま、メットを乗せて強制乾燥も可能です。
後、二次発泡の50度って意外と
夏のシチュエーション上結構発生し得る温度で・・・・あつい。
炎天下の四輪車内車 はもちろん・・・・
バイクの横にメットを引っ掛けていても
内装の通風用の隙間等から直接太陽光が当たっちゃうと太陽
黒く塗られたが熱を吸収し二次発泡を発生させてしまいますので
できる限り、邪魔にはなってしまいますが持ち歩いた方が良いですよ。
以上ご参考にしてくださいね。