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チェーン取付け!
先週のチェーン工具の使い方を思い出したところで今週は早速、チェーン交換作業に入ろうと思います!
今回は、錆が浮いてしまったので錆に強いチェーンの表面がコーティングされてるチェーンからチョイスをしようと思います。
※コーティングがされていないチェーンの鉄ならであの質感もすてがたいのでが(;^_^A
今回は、せっかくなので鮮やかなカラーのチェーンにしてしまいましょう!
という訳で...カラーラインナップが豊富なEKチェーンからチョイスします。
↑店頭にはカラーサンプルも用意していますのでイメージが湧きやすいですね♪
無難にいくか、思い切ったカラーにするか悩むところですが悩むのも楽しみの内です
今回はこちらの「525SR-X」色はメタルブルーにします!
こちらのチェーンはEKチェーン独自のQXリングを採用したことにより従来のOリングに比べ屈曲抵抗を50%近く低減をしています。
しかも...
↑内プレートをよーく見てみると、穴あき加工がされていますね!この処理により、軽量化、放熱効果、リンク間の泥を排出する等の効果を発揮します!
早速、パッケージから出してみましょう!
ジョイント用のピンと
チェーン本体です!それにしても...色が鮮やかですネ♪
DECOのバイクはチェーンのリンク数が116リンクですので今回は120リンクのチェーンをチョイスしています。
※ここで注意ですが、スプロケットの丁数を変更していると、チェーンのリンク数も変わってきますので気を付けてください!因みに、DECOバイクはノーマル丁数なので適合表どうりのリンク数です。
カット作業に入る前に念の為リンク数をかぞえます。
リンク数を数える際は外プレートと内プレートをそれぞれ1コマとしてカウントをしてください!
1コマ
2コマ
3コマ
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67コマ
68コマ
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118コマ
119コマ
そして...
付属のジョイントピンを合わせて
120コマです!
116リンクになるように4コマ分のカット作業から始めます
前回、ご紹介した南海のチェーンツールをチェーンカットモードにして...
↑の様にチェーンをセットします
ボルトを締めこんでいくと
ピンが↑の様に押し出されていきます!
途中経過ですがこの様な感じになっていると思います。
ピンが抜け切れていないと思うので切断用のボルトを
↑ロングタイプにセットし直してピンを抜けきってしまいます
締めて!締めて!
無事にカットできました!
続いて...
バイク側のチェーンカットです!
工具をバイク側にセットして
先程と同様の手順で作業をすすめます。
カット用のボルトを締めて
こちらもカット終了です
スプロケットも結構、汚れていたのでついでに掃除をしてしまいます!
以前のブログで紹介をした油汚れにも洗浄効果もある「ユニコン カークリーム」を使用します!
ウェスにとってスプロケを磨くと...
ピカピカです
それでは古いチェーンから新しいチェーンに入れ替えます
その前に
タイラップを用意します!
何に使うかというと....
古いチェーンにタイラップを通して..
新しいチェーンと繋げます
反対側から引っ張っていきます。
ズルズル
オニューのチェーンが出現しましたw
これならチェーンの入れ替えが楽チンですね♪
手繰り寄せ終わったら、タイラップを外して
ジョイントピンの取り付けです
取り付けの前に付属のグリスをたっぷりと塗って
付属のOリングも忘れずにセットをします
プレートの圧入の前にこちら側にも忘れずにOリングをセットします。
工具を圧入モードにして
慎重にプレートを圧入します
※このとき、プレートが斜めになっていないか確認しながら作業をすすめてください。斜めのまま圧入をすると圧入用のボルトが曲がってしまうことがあります(;^_^A
圧入完了!
最後に、ピンのカシメを行います
作業に慣れていない方はカシメの塩梅が分からない!という方が多いので
↑工具に付属のチェッカーでカシメ具合を確認をします
文章だと判りにくいと思うので
下のピンはカシメてます。上のピンはカシメはしていません。
チェッカーをあてがってみます。
カシメていないピンはチェッカーの凹に収まってしまいますが
カシメ済のピンは↑の様に凹に収まらなくなっていますね!これなら慣れてない方でも判別がやりやすいですね♪
のこりのピンもカシメてしまいます!
チェックもバッチリ!
完成!
↑交換前です
↑交換後です
チェーンの色がかなり鮮やかだったので浮いてしまうかなと思ったのですが、違和感がなくまとまったと思いますカスタム感もでる箇所ですのでチェーン交換をご検討されてる方は特にお薦めです!